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2014年01月30日

茶室の太鼓襖と腰張り

昨年、和紙を納めさせていただきました茶室の完成写真です。

大徳寺蓑庵を手本とした三畳台目の茶室に、太鼓襖と腰張りの和紙が映えます。
本格的な茶室の施工は初めてということでしたので、茶室に使う和紙について、
また、施工についても何度も工務店さんとお打合せを致しました。

          
        茶道口と点前座
茶室の太鼓襖と腰張り


           点前座の手漉き西の内紙
茶室の太鼓襖と腰張り


        給仕口と客座
茶室の太鼓襖と腰張り


        床の間と手漉き湊紙
茶室の太鼓襖と腰張り



茶道口と給仕口の太鼓襖には、手漉きの薄口の楮紙を使いました。
お施主様に好みの和紙を選んでいただきました。

茶室の太鼓襖には、奉書紙や楮紙、鳥の子紙を使うのが一般的です。
張り方も、小判の和紙を千鳥張りにする方法や、大判の和紙1枚で張る方法など、
施主や流派などの好みによって異なります。

腰張りの和紙は、点前座の手漉き西の内紙(FKA4202)と手漉湊紙(FKA4206)を
張らせていただきました。
茶室の腰張りの和紙は、こちらでご紹介しております。
http://fusuma.ti-da.net/d2009-07.html


襖designは、襖・和紙・和金物・椽と施工を専門に扱うデザイン事務所です。
デザイン・コーディネートも承ります。

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Posted by fusuma at 16:27│Comments(0)
 
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