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2012年06月13日

建築探訪 吉田五十八設計「旧猪俣邸」二つの茶室〈台目〉   

1月にご紹介しました吉田五十八設計「旧猪俣邸」の二つの茶室の続きです。
又隠写しの〈四畳半〉の茶室 http://fusuma.ti-da.net/d2012-01.html と
猪俣ご夫妻がプライベートに使われた〈一畳台目〉の茶室があります。

〈一畳台目〉の茶室は、吉田五十八没後の増築部分で、野村加根夫氏の設計。
長崎県平戸の鎮信流(ちんしんりゅう・武家茶道)を嗜む猪俣ご夫妻は、凝縮された
わずか二畳の茶室で、一客一亭の茶を楽しまれました。

建築探訪 吉田五十八設計「旧猪俣邸」二つの茶室〈台目〉   建築探訪 吉田五十八設計「旧猪俣邸」二つの茶室〈台目〉    茶道口 藁入りの土壁           茶道口正面の風呂先窓

建築探訪 吉田五十八設計「旧猪俣邸」二つの茶室〈台目〉   





躙り口と色紙窓









腰張りの和紙は、伊勢暦(いせごよみ)の古本をといたものです。
侘びた趣きのある茶室です。


建築探訪 吉田五十八設計「旧猪俣邸」二つの茶室〈台目〉   




書斎(洋室)のドアを開けると正面に水屋、
左側に茶道口があります。
少々驚きのある茶室への入口です。











猪俣庭園の見学についてはこちらをご覧下さい。
財団法人世田谷トラストまちづくり http://www.setagayatm.or.jp/trust/map/pcp/index.html


 襖designでは茶室の襖を得意としております。詳細はお問合せ下さい。  
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Posted by fusuma at 11:38│Comments(0)
 
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