JAPANTEX 2015. 襖の張替え公開実演
今年も日本最大級のインテリアトレンドショー〈JAPANTEX2015〉
が国際展示場で開催されました。
東京表具経師内装組合のブースでは、襖の張替えの実演がありました。
襖のつくりや材料と道具の説明や経師屋さんの技の実演です。
叩いて椽をはずす。古い襖紙をはがす。
下張りの手漉き和紙に糊付けをする。
下張りの袋張りです。袋張りが、ふっくらした襖に仕上げます。
襖紙の裏面に刷毛で糊付けします。
襖紙を袋張りの上に張ります。
張ったときはたわんでいますが、乾くとピンと張ります。
完全に乾いてから、椽をはめ、引手を入れて完成です。
とかく襖といえば、上張りの襖紙の柄や引手のデザインに目がいってしまいます。
美しい襖は、襖本体のつくりが大切です。
自然素材の木と和紙とでんぷん糊、そして職人さんの熟練した手技に、襖の魅力を
あらためて感じさせて頂いた公開実演でした。
襖designは、襖や和紙や和金物、それに関わる施工を扱う専門のデザイン事務所です。
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