和金物 宣徳(せんとく)仕上げについて。
宣徳(せんとく)仕上げとは味わい深くて渋い、和金物の独特のからし色の色付けの
技法です。
よく磨き出した真鍮の地金(銅7:亜鉛3)を緑青と硫酸銅でじっくり煮込んで色付けし、透漆、ニスで仕上げます。
洋金物のブロンズ仕上げとは異なります。
宣徳櫂形引手 SEN-1 大
セントクカイガタヒキテ
宣徳戸引手角丸 SEN-2 大
セントクトビキテカクマル
このような伝統色付け技法を受継ぐ職人が少なくなり、希少になってきました。
名前の由来は、中国、明の時代宣徳3年(1428年)に作った銅器が宣徳の起源で
あると言われています。
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